耳付きのウサギやネコ

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いもとようこさんの絵本を読むと今更ながら気づくことがあります。

 

「この絵、すごくないか?」

一体、どうやって描いているのか・・・。原画はどうなっているんだ・・・。

と、思っていたら開催されました。原画展。(現在は終了)

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とは言え、原画なんてせいぜい2〜30点くらい?と思ってたら、圧巻の314点!

出し惜しみ感一切なし。しかもカワイイ。この展示は感動です。

ちぎって形成した紙に着色することで、

耳付き和紙のようなフワフワした風合いを表現するという

発明とも言える技法で丁寧に描かれた動物たちは、

みんな幸せそう。

すっげー‥」を連発してた気がします。

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なるほど、紙にシワを寄せて靴のシワ感を表現してたりします。

枯葉は、小さな無数の穴が実際に開けられています。

そして着色した絵を、白い紙に貼って、仕上げているんですね。

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展覧会のチケットが、透明のシートにオペークホワイトを使用した印刷方法になっています。

そこに猫がいるわけですが、白い紙に貼る前は、一瞬こんな状態があるということなのでしょうか。