デザインとプレゼント

デザインは 、ヒトがヒント。

耳付きのウサギやネコ

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いもとようこさんの絵本を読むと今更ながら気づくことがあります。

 

「この絵、すごくないか?」

一体、どうやって描いているのか・・・。原画はどうなっているんだ・・・。

と、思っていたら開催されました。原画展。(現在は終了)

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とは言え、原画なんてせいぜい2〜30点くらい?と思ってたら、圧巻の314点!

出し惜しみ感一切なし。しかもカワイイ。この展示は感動です。

ちぎって形成した紙に着色することで、

耳付き和紙のようなフワフワした風合いを表現するという

発明とも言える技法で丁寧に描かれた動物たちは、

みんな幸せそう。

すっげー‥」を連発してた気がします。

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なるほど、紙にシワを寄せて靴のシワ感を表現してたりします。

枯葉は、小さな無数の穴が実際に開けられています。

そして着色した絵を、白い紙に貼って、仕上げているんですね。

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展覧会のチケットが、透明のシートにオペークホワイトを使用した印刷方法になっています。

そこに猫がいるわけですが、白い紙に貼る前は、一瞬こんな状態があるということなのでしょうか。

指原が1位の理由

 

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(まずはタイトルの敬称略、ごめんなさい。
大物芸人のきついイジリに対しても、きちんと笑える返しをするスキル・・・。
そんな指原さんを私いつも感心しながら拝見しています。)


指原莉乃さんが、総選挙で1位をとれるのは何故でしょうか。
とても魅力的だから?
魅力的なのは間違いないと思いますが、それは1位の理由にはなりません。

カンタンです。

指原さんの特性ゆえ
「AKBグループ VS 指原」の図式に持ち込めるから。
それと数字のトリックが起こるからです。

AKBグループが膨らむほど・・・立候補者が増えるほど・・・
指原さんは有利になります。

もう謎が解けた人もいますよね。

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私は、様々な制作会社の方々と様々なお仕事をご一緒させていただく中で
『大量のデザインを提案をすると、風変わりなデザインが決定する』
と言う事に気づきました。
多数決で決める場合は特に・・・。
理由は明確です。
この理由に当てはめながらAKB48の総選挙を整理してみましょう。
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『第9回AKB48選抜総選挙
総投票数:338万2368票 
立候補者数:322名
指原莉乃さん:24万6376票獲得

ものすごい数なので、わかりやすくするために、
総票数を「100票」という事にしましょう。

『第9回AKB48選抜総選挙
総投票数:100票 
立候補者数:322名
指原莉乃さん:7票獲得

イイ感じです。笑


指原さんがTV等で紹介される時、
「アイドルらしからぬ」や「独特の存在感」といった言葉が付きます。
私も冒頭で指原さんを「面白い人」と言うニュアンスで書きました。

世の中には様々な趣味嗜好の人がいて、
「面白くて、見た目もホッとする(失礼)、自然体で奔放な人」が好きな人がいます。
でも当然、少数派でしょう。

10人中、1人いるかいないか位じゃないでしょうか。
でも、これがでかい。

先ほど100人中として考えると、指原さんからは、10人にも満たない「7人」と言う数字が出てきました。

つまり
【アイドルらしいアイドル】 VS 【面白い人】
     93           7

という構図です。

みてください。指原さんボロ負けです。

ところが、この後、恐ろしいことが起こります。
【アイドルらしいアイドル】の「93票」を321人が奪い合うのです・・・。


「可愛らしくて」「性格も素敵で」「健気に頑張る」「歌も上手な」メンバーが
増えれば増えるほど、「93票」を奪い合う人が多くなるだけ。

指原さんは単に「人気がある」のではなく、業種が違うから7票を独占できるという訳。
指原さんの1位は、しばらく続きそうですね。

 


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#指原莉乃 #1位 #連覇 #総選挙 #さしこ #HKT48 #AKB48 #なぜ指原が  #一位 #謎 #人気

夕食と東京オリンピックエンブレム問題

「今日の夕食、何にしよう」。
もちろんこれを考えることもデザインと
昨日お話ししました。


ちょっと試しにやってみましょう。

今日の夕食を何にするか・・・・

■状況や条件
・昼食ではパスタだった。
・朝・昼とも野菜をあまり摂っていない。
・息子が風邪気味。
・娘はカレーが大好き(最近食べてない)

■目的
・パスタ以外のメニュー。
・野菜を摂りやすいもの。
・息子の様子を診ながら手間をかけず料理できる。
・元気が出るもの。

■解決案
カレーライス

と、言うわけで、今日のメニューはカレーライスに決まりました。

これがデザインというわけです。
みなさん、実はデザインをしっかり立っているわけです。


ところで「デザイン」といえば、東京オリンピック・エンブレム問題というのが
ありました。

私はこの件で、非常に恐ろしさを感じた箇所があります。
「佐野さんのエンブレムに似ているデザインがベルギーに存在する」と
ニュースになった途端、日本中のほとんどの人が「それは問題だ!」と反応したことです。

佐野さんは会見で
「デザインに対する考え方が全く違うので、正直似ていないと思いました」とおっしゃっています。
私なりにわかりやすくしてみましょう。
「両者のデザインは、全く違うコンセプトで作られています。デザインは『考え方』なので、違うものです。」

どうですか。仮に定義した
『デザインとは、目的を持った考え』と、合致しませんか。

考えなんです。たまたま形が似ていることを問題にするのってどうなんでしょう。
わずかな差異を楽しむくらいの大らかさがあっても良いのかなと。

あの時の世論やネットのザワツキは、
デザイナーとして非常に不気味に感じました。


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さてさて、先ほど、カレーライスに決まったファミリー。
テーブルを囲んで楽しくカレーライスを食べていました。
「ピンポーン」。呼鈴です。
「ハーイ♪」と玄関のドアを開けると、隣の林さん。

「ちょっとちょっと!
おたく、今日カレーライスなんだって?
ダメだよ。うちは今日ハヤシライスなんだから!」

「え・・・、でも長男が風邪気味で・・・
野菜を摂りやすい元気が出るメニューということで・・カレーに」

「週3でうちはハヤシライスなの!」

「でもカレーとハヤシって、違いますし・・・」

「ほらほら、人参もタマネギも入ってるじゃない。」
 パッと見が似てるんだから問題でしょう!」

「あの・・・そもそも見た目がちょっと似てるくらい・・・
 何か問題あるんでしょうか・・・・」

娘「ママー・・・、カレーライス・・、
  今日はもう食べなくてもいいよー・・・。
  色々言われたら、なんだか
  食べたくなくなっちゃったー・・・。」

(エンブレムでザワザワしてた時って、こんな感じでしたよね)


さて、我が家も夕食が出来たようです。

本日のメニュー:
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハヤシライス(本当)

 

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「デザイン」とは何か

「デザイン」とは何でしょうか。

 

一言でデザインといっても様々なジャンルがありますし、
シチュエーションによって意味が変わってくるような掴みにくさのある言葉です。

 

また、マーケッターの中には、デザインを少し軽くみている人がいるのが気になります。
マーケティングという大きな括りがあって、それを可視化するのがデザイン・・・
だから、デザインはマーケティングの一部・・・らしいのですが、
本当にそうでしょうか?
私はマーケティング自体は優れたものだと認識していますが・・・。

 

「デザイン」について著名人はどんな風に言っているでしょうか。

 

河北秀也さんは著書の中でこんな風に書いてます。
(そのままだと申し訳ないので、私なりに少し変えました)
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「デザイン」とは、人間の幸せという大きな目的のもとに、
創造力・構想力を駆使し、生活・産業・環境に働きかけ、
様々な関係を調整・改善する行為です。
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(原文は、『河北秀也のデザイン原論』をお読みください)

 

ドイツの家電デザインディレクターのディーター・ラムスは
「コミュニケーションがブラウンのデザインをつくる」と言いました。
この言葉を受け、五十嵐威暢さんは著書の中で
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「使い手と作り手の間にコミュニケーションによる理解と信頼が作り出せれば、
デザインは自ずとその姿を現して現してくる程の意味でしょうか。」
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と記しています。

(『デザインすること、考えること』 五十嵐威暢(著)1996)


特徴的な言葉は「目的」「改善」「コミュニケーション」あたりでしょうか。
また、「創造力」「構想力」「理解」は、人の考えによるものです。

 

例えば、こんな風に定義づけしてみてはどうでしょうか。

 

「デザインとは、目的を持った考え」

 

そうすると、とても大きな世界を感じませんか。
マーケティングをいきなりゴクンと飲み込んでしまいました。

 

「そんな事言ったら、この世の全てはデザインじゃないか」
と、言う人もいると思いますが・・・

 

それでいいんじゃないでしょうか。

 

「あの人と仲良くなりたいな」
これ、デザインです。

 

「ケタ間違えて大量発注しちゃった。どうしよう。」
どうしたら解決するか。これもデザインですね。

 

「今日の夕食、何にしよう」

もちろんこれもデザインです。

楽しくなってきましたね。 

 

 

(この記事は、編集・更新が多くなると思いますが、そこも含めお楽しみ下さい。17.7.11)